ABOUT
コロナ禍により飲食店の営業が縮小していることに直結し、日本酒の消費が減っています。
飲食店で消費が進まないのであればと個人消費に目を向けますと、自宅用に一升瓶、四合瓶を買うのは、量、重さ、保管場所の問題や開封後の劣化の心配もありハードルが高くなりがちです。
四合瓶でも飲み切るのが難しいという方も多いのではないでしょうか。
HITOMAKUは、少量で扱いやすい「日本酒缶」をアップデートし、缶の日本酒を様々なシーンで飲むことが一般的になることを目指しています。
手に取りやすいビジュアル、容量(180ml、一合)、そして缶ならではの味で、アウトドア、スポーツ観戦や旅行といった屋外での活動、もちろん自宅でも気軽に日本酒を飲んでいただきたいと思っています。
代表挨拶
『もっと自由に日本酒を』
わたしは単純に日本酒が好きで、みんなもっと日本酒を飲めばいいのにという想いを持ち続け、なにかできないかと10年ほど考えておりました。SAKETIMESでのライターをしながら、蔵元、卸、酒販店、飲食店や一般のユーザーの方に、ことあるごとに投げかけました。
『日本酒は今後どうなったら嬉しいでしょうか、どういう方に飲んでもらいたいでしょうか。』
その回答として「裾野を広げたい、若い人に、そして気軽に飲んでもらいたい」という意見が多くありました。
その想いをわたしなりに昇華させたのが、日本酒缶ブランド「HITOMAKU」になります。
難しいことは抜きで、手軽にいろんなシチュエーションで日本酒を飲むことができればきっとみなさんに喜んでいただける。
日本酒缶のニュースタンダードをつくる、HITOMAKUブランドの第一歩をぜひ応援お願いします!
SakeBottlers株式会社代表 鈴木将之
なぜ缶なのか
コロナ禍の中、飲食店に人が来ず日本酒の消費量が減少しています。自宅用に1升瓶、4合瓶を買うのは、量、重さ、保管場所の問題や開封後の劣化の心配もありハードルが高くなりがちです。お店でグラスなど飲み切れる量ならば日本酒を飲もうと思うが瓶を買ってまでは飲まない、という方は多くいるのではと考えました。
次にカップ酒なら量も手軽ですが、ラベルやイメージの問題があり、若い人はなかなか手が出にくい。
しかし少量、手軽という概念は今の時代に合っている。
これをアップデートしたらみなさんの手に取ってもらえるのではないか、というところから始まりました。
コンセプト
HITOMAKUのコンセプトは「日本酒缶のニュースタンダードを作る」です。
アンケート調査を行った結果、カップ酒/缶酒の重要課題としてデザインが昔から変わっていないため「おじさんの飲み物」というイメージが強いことということがわかりました。
それを払拭するために必要なことは以下の3点が重要と考えました。
・スタイルよく飲むために缶の形から見直すこと
・飲んでもらいたいユーザーを考えた、缶ならではの酒質(味)にすること
・手に取っていてプラスイメージになる圧倒的なビジュアル
この缶が広まった結果として、「日本酒の缶を様々なシーンで飲むことが一般的になること」を目指します。
日本酒ファンが増えていただくことも重要ですが、それよりも、『日本酒がある環境を増やす』ことが目的です。
それはアウトドア、スポーツ観戦、音楽フェス、登山や旅行といった室外イベント的なシーンから、ゲーム中、読書中、映画中といった個人の時間まで様々なシーンに日本酒があるということです。
ボトル缶について
スタイリッシュなボトル
缶というとカップ酒のような形状を想像されると思いますが、これからは違います。
ワインが入っていそうなスタイリッシュな缶に180ml/一合。飲みきりサイズがポイントと考えています。
そしてそのまま飲めること。
もちろん、グラスに開けて頂いてよいのですが、150名のアンケートの結果、60%超えの方から缶から直接飲むという回答をいただきました。
また、パッケージングが瓶ですとラベルだけになりますが、缶は360度全てにデザインを入れることが可能です。
小さくて軽い
ボトル缶の重さは、同容量のガラスビンのおよそ12分の1。(一般的な一合瓶215gに対し、約17g)
非常に軽く、落としても割れにくいため、お手軽にお取り扱いいただけます。
そしてサイズは縦14.4cm、横5.3cmと小さいです。そのため、場所も取らず冷蔵庫にも入れやすいです。
野菜室が四合瓶で埋まることから解放されるでしょう。
保管しやすい
いずれの商品も高温を避けていただければ、常温保管が可能です。
また、ボトル缶は遮光性や酸素バリア性に優れているため、直射日光のある状況でも日本酒を長期間高品質に保つことが可能です。
フレーバー試験もパスしており、日本酒に適した容器であることが実証されています。
環境に優しい
容器が軽くなると、環境負荷も低減されます。
輸送面では、ガラスビンをボトル缶に変更すると、充填後のボトル缶(180ml)とガラスビン(180ml)、それぞれ100万本をトラック10t車で100km輸送する場合、CO2は-3,479kg(省エネ法告示で定められた「改良トンキロ法」により試算)となります。
これはブナの木のCO2吸収量で換算すると約337本の負荷軽減となります(ブナの木は1年間で11kgのCO2を吸収します。試算条件:樹齢100年 立木本数500本/haのブナ林(独立行政法人森林総合研究所試算))
また、アルミ缶はリサイクル率やCAN TO CAN(アルミ缶へ戻る)率が瓶よりも高く、環境負荷も低くなります。
蓋がある
BBQ中の突然の風や手が滑った等でテーブルからコップの飲み物が落ちた経験はないでしょうか。
蓋があることで、飲みきれない場合や倒してもこぼれる心配がありません。
また、スポーツ観戦中、電車旅行中や散策中等に、少し飲んで蓋を閉め、またあとで飲むことができます。
蓋があることでより多くの場所に日本酒を広げることができると考えます。